●教育ローンの選び方
一般的に子供が高校~大学まで進学すると1000万円の教育費がかかると言われています。やはり家計に占める割合は大きく、教育ローンの利用を考えている方も多いのではないでしょうか?では教育ローンの選び方として考えるべき点はどこか?そこにせまって説明していきたいと思います。
新聞奨学金や日本学生支援機構のように奨学金制度を利用する方法もありますが、このページでは通常の借入れをいかに低金利で済ませるか。この1点に焦点を合わせて教育ローンを紹介していきたいと思います。
●金利が低い教育ローン
まず始めに一番金利が低い教育ローンを紹介します。国民生活金融公庫の教育ローンです。最大200万円までの借入れが可能で、金利も年1.7%(平成17年3月11日現在)とおそらく一番低利でしょう。やはり銀行などの民間企業の教育ローンと比べても格段に低金利です。公的機関の素晴しい一面です。また郵貯貸付や年金教育貸付も利用するとより大きな金額で借入れをすることが出来ます。
中央ろうきんの教育ローンが低利です。最大500万円までの利用が可能で金利も3~4%台と比較的低金利で利用することができます。金利は変動するものですから半年後、1年後には変わっています。
都市銀行の教育ローンになります。みずほ銀行や東京三菱銀行など大手都市銀行でも目的別ローンとして教育ローンを扱っています。2005年4月現在のみずほ銀行の教育ローンの金利は変動金利5.275%:固定金利 6.950% で利用することができます。
●結論
ずばり教育ローンを利用するなら国民生活金融公庫しかありません。何故なら公的機関のローンで金利が一番低いからです。もちろん奨学金の制度を利用すれば無利子で借入れすることも出来ます。ただ融資の対象になる方が限られていまして、世帯の年間収入が給与所得者については990万円以内、事業所得者については770万円以内の方でないと利用することは出来ません。
国民生活金融公庫が利用できない方は「プロミス」の利用をおすすめします。